シルクアクエリアスの歩み

2004/02/29 好奇心がとても旺盛な子です。人にも慣れており聞き分けのよい利口な子です。馬っぷりも良く生産者自慢の1頭です。
2004/04/30 遠目から見てもバランスの良さが目立つ1頭に成長しており、生産者は「父の影響か少し煩いところがあるけどとても丈夫な馬。放牧地の中でも馬っぷりは1番抜けている」とコメント。
体高 150.0cm  胸囲 176.0cm  管囲 19.0cm
2004/06/30 胴が伸びて全体のバランスが随分良くなっており、生産者は「少しずつ気の強い面が出ているが、青草を食うようになってからは、ガラッと馬が変わって動きも柔らかくなった」とコメント。
2004/08/31 青草効果で馬体が随分ふっくらしてくる。生産者は「秋から始まる育成に耐えられるように、今から体を作っています。気性的にきかない面がありますが、心配ありませんよ」とコメント。
2004/09/30 馴致状況‥9月30日に天栄HP入厩。馴致前(放牧中)
2004/10/01 育成を開始する為、29日に北海道を出発し、30日に天栄ホースパークへ到着しています。
2004/10/31 9月30日に天栄に入厩。順調に馴致が終了して角馬場で調整中。馬体にまずまず幅もあって見劣りしないが、父がアドマイヤベガだけにもうひと皮剥けた成長を期待。気性は落ち着いており心配ない。
体高 155.0cm  胸囲 181.0cm  管囲 19.5cm  体重 455kg
2004/10/31 馴致状況‥天栄HPで馴致終了。フラットワーク20〜30分とダク1,200m
2004/11/30 馴致状況‥天栄HPで疲れからササ針で良化図る。以降ミニトラックでハッキング1,500mとトラックコースで軽めのキャンター1,200m
2004/12/27 天栄で調整中。順調にトラックコースで1度3F20−20程度の調教をこなすと、テンション自体は高いものの、牝馬の割にはがっしりした馬体をしている分、今後の調教が楽しみな一頭。
馴致状況‥天栄HPでミニトラックをダクとハッキングで3,000mとトラックコースでキャンター1,200mの調整で、1度3F20−20程度のペース。
2005/01/31 天栄でキャンターの調整中。馬に硬さがあるため、一度ササ針で良化を図ると、以降順調に乗り込まれる。牝馬の割にしっかりした馬体でいいスピードを持っている分、今後が楽しみ。 455kg
2005/02/28 天栄で変わりなく順調に乗り込んで体もしっかり成長するが、下旬頃に両後脚の球節に腫れが見られた為、大事を取って放牧に切り替えて回復を待つ事になる。
体高 155.0cm  胸囲 181.0cm  管囲 19.5cm  体重 472kg
2005/03/01 天栄ホースパークで放牧休養中です。変わり無く乗り込んで馬体も順調に成長していましたが、両後脚の球節に腫れが見られた為、大事を取ってパドック放牧に切り替えて回復を待っています。
2005/03/08 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mの調整です。パドック放牧を続けて、両後脚の球節の腫れは徐々に落ち着いてくると、今週から軽めの乗り運動を再開しており、暫くは脚元の状態を確認しながら進めていく事になっています。
2005/03/15 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,400mの調整です。軽く乗り込んで両後脚の球節部分の腫れは落ち着いてくると、徐々にトラックコースでのペースを上げながら進めており、週末には1度4ハロン25秒前後のラップを出して調教を付けられています。
2005/03/22 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,400mの調整です。脚元に不安無く坂路にも入れながらペースを上げて乗り込むと、1度20秒を切るラップを出して進めており、トラックコースでも6ハロン23〜24秒程度の調教を付けられています。
2005/03/29 馬名がシルクアクエリアスに決まっています。天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。脚元に不安無く腰幅も徐々に出てくると、先週は3度坂路で20秒前後のペースで進めながら、トラックコースでも1周20秒前半の調教を付けられています。
2005/04/05 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。変わり無く坂路を週3回20秒前後のペースで乗り込むと、1度17〜18秒程度のラップを出しながら、トラックコースでも20秒を切る調教を付けられています。牧場長は、心配していた両後脚の球節の腫れは落ち着くと、順調に運動量を増やしているし、馬体にも幅が出て良くなっている。ダクではそうでもないが、キャンターで柔らかい歩様をしているので、このままどんどん進めていく、と話しています。
2005/04/12 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。脚元や歩様に不安無く先週も坂路を3本20秒前後で乗り込むと、トラックコースでも1度7ハロン20〜22秒程度のペースで調教を付けられています。
2005/04/19 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。毎日休まず乗り込む毎に馬体はしっかりしており、先週はトラックコースを5ハロン20秒ペースから終い16秒台のラップを出すなど、引き続き坂路でも20秒を切る調教を付けられています。
2005/04/26 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。引き続き坂路を20秒切って乗り込みながら、トラックコースで1度5ハロン20秒から終い15秒程度のペースを順調にこなすと、週末には2ハロン15から13秒台のラップを出して調教を付けられています。
2005/05/03 天栄ホースパークでウォーキングとダクで6,000mとキャンター1,800mの調整です。先週は全体的にペースを緩めながら体調面などを整えると、坂路で18秒前後の調教を付けられており、牧場長は、馬体は牝馬の割に腹回りなどしっかりしているが、常歩程度の歩様では一完歩抜くような硬さが見られる。ただ、キャンターにいって時計を出すと、違和感は無く重心の低い跳びの良い走りをしているので心配は無い様だ。全体的に変わってきている1頭だし、上手に進めていきたい、と話しています。 476kg
2005/05/10 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。状態に変わり無く坂路も併用しながら20秒前後のペースで乗り込むと、1度15〜16秒程度のラップを出しながら、トラックコースでも1周20秒前半の調教を付けられており順調です。
2005/05/17 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。歩様の硬さは乗り出して気にならず、順調にペースを上げて乗り込むと、トラックコースを8ハロン20秒程度で進めながら、坂路で1度15−15のラップを出して調教を付けられています。
2005/05/24 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。先週はその前の週に少し速いところをおこなった為、全体的に若干ペースを緩めていますが、トラックコースでは長めからきっちり18秒前後で乗り込んでおり、坂路でも4本20秒程度のラップを出して調教を付けられています。
2005/05/31 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。引き続きトラックコースを1度9ハロン19〜20秒程度のペースで乗り込むと、坂路では1本ずつ18秒と16秒前後のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、相変わらず常歩からダクの歩様に違和感は残るが、キャンターでは問題無く時計を出してまずまずの動きを見せているし、乗る毎に良くなっている、と話しています。
2005/06/07 天栄ホースパークの馬房で休養中です。変わり無く時計を出して乗り込んでいましたが、左後脚の管から繋ぎ部分に腫れが見られた為、馬房で休ませて経過を観察しています。牧場長は、ぶつけた様な感じで触っても少し気にするところがあるので、暫くこのままゆっくりさせてから歩様や患部の状態を確認する事にする、と話しています。
2005/06/14 天栄ホースパークでウォーキングとダクで3,000mの調整です。左後脚の管から繋ぎ部分にあった腫れは落ち着いて歩様自体も問題無い為、今週から角馬場とミニトラックを併用しながら乗り運動を再開しており、徐々に距離を延ばして進めていく事になっています。
2005/06/21 天栄ホースパークでウォーキングとダクで6,000mの調整です。左後脚の状態は落ち着いてダク中心にじっくり乗り運動を続けると、今週にはキャンターまでペースを上げて進めていく事になっており、徐々に元のメニューに戻していきます。
2005/06/28 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。順調にペースを上げて乗り込むと、先週は坂路で1度17〜18秒程度のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、いい感じに進めていたが、トモに腫れが出て跛行した為、少し楽をさせて良化を促すと、週末には大分すっきりして乗り運動を再開している。結構いいところまで進めていた馬だけに、それほど時間も掛からないで元のメニューに戻せるだろう、と話しています。
2005/07/05 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。トモの腫れも落ち着いて徐々にペースを上げて乗り込んでいましたが、また左後脚の繋ぎから球節に掛けて腫れが見られた為、大事を取ってマシンの運動に切り替えています。牧場長は、楽をさせて脚元はすっきりするけど、もう少し慎重に進めていく事にする、と話しています。
2005/07/12 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧とマシンの運動を併用しながら、左後脚の状態を確認すると、腫れは大分引いてすっきりしていますが、もう少しこのままのメニューで経過を見ていくことになっています。
2005/07/19 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧とウォーキングマシンの運動で脚元の状態を確認すると、だいぶ回復は窺えますが、今回はこのメニューのままもう少し慎重に進めていく事になっています。
2005/07/26 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。変わり無くパドック放牧とマシンを続けながら脚元の状態を確認すると、楽をさせている分、すっきりしていますが、無理せずもう暫くこのまま進めていく事になっています。
2005/08/02 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧をおこないながら、マシンの運動を進めており、獣医は、左後脚の球節から飛節に掛けて慢性的な腫れを繰り返すなど、もう一つなかなかすっきりしてこない。念のために撮ったレントゲンでも異常は無かったけど、暫く鉄を外して裸足で様子を見ていくことにする、と話しています。
2005/08/09 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。左後脚の状態がもう一つ安定しない為、まだ暫くはパドック放牧をおこないながら、マシンの運動で脚元をしっかり固めていく事になっています。
2005/08/16 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧をおこないながら、マシンでの運動で脚元をしっかりさせており、このまま様子を見て調教を再開する事になっています。
2005/08/23 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。体調面に変わり無く元気にパドック放牧とマシンの運動をこなしていますが、まだ少し左後脚に腫れが残る為、無理せず経過を見ながら調教再開の目処を立てていく事になっています。
2005/08/30 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きマシンの運動で左後脚の状態を見ていましたが、馬房で左耳の下部分をぶつけて外傷を負った為、治療を施してからマシンを再開しています。牧場長は、トモが腫れたり、跛行したりで休ませていたけど、今ではすっきりして歩様は良くなっているので、9月早々には乗り出せるだろう。外傷箇所も調教には支障無い程度なので、このまま緩んだ馬体を引き締めていく事にする、と話しています。
2005/09/06 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きマシンでの運動をおこないながら、右後脚の状態を確認していますが、まだ歩様に少し違和感がある為、無理せず乗り運動を控えており、このまま様子を見ていく事になっています。
2005/09/13 天栄ホースパークで放牧休養中です。ウォーキングマシンを続けながら、右後脚の状態を確認すると、まだ歩様自体すっきりしてこない為、大事を取ってパドック放牧に切り替えて様子を見ており、歩様が良くなった時点で運動を再開する事になっています。
2005/09/20 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。マシンを続けながら右後脚の状態を確認すると、歩様に不安も見られない為、今週には軽めの乗り運動を再開する事になっています。
2005/09/28 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mの調整です。ウォーキングマシンを続けて歩様自体はまずまず落ち着いてくると、先週から軽めの乗り運動を再開しており、このまま少しずつ距離を延ばしながら進めていく事になっています。
2005/10/04 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,200mの調整です。ミニトラックでじっくり乗り込んでから本馬場に出して調教を付けられると、まだペース自体は軽めとなっており、牧場長は、トモの腫れや跛行など、外傷を負ったりして、順調さに欠けていたが、少しずつ距離を延ばして進めている。今では右前脚の出が少し悪い程度だけど、心配するもので無いし、トモの方もすっきりしてきているので、このまま状態を上向かせていく。ただ、楽をさせていた分、馬体はふっくらしたので、じっくり絞っていく事にする、と話しています。
2005/10/11 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,800mの調整です。引き続きトラックコース中心に乗り込むと、7ハロン20秒程度のペースで調教を付けられており、牧場長は、以前から比べて精神的にも落ち着きが出てきた。取り敢えずもう少しこのまま乗って馬体を絞っていく、と話しています。
2005/10/18 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。変わり無くトラックコース中心のメニューを続けると、週末には坂路も併用して20秒程度のペースで調教を付けられています。牧場長は、坂路にも入れて、歩様は以前より良くなってきているので、このまま進めていけば、あまり気にならなくなるだろう、と話しています。
2005/10/25 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング2,400mの調整です。坂路も併用しながら20秒程度の調教を付けられていましたが、若干跛行が見られた為、ペースを落として様子を見ています。牧場長は、段々歩様が良くなってきていたが、週末にまた以前の歩様に戻ってしまった感じだ。ここまで順調に進めていたし、今週の状態次第では、無理せず少し楽をさせる事にする、と話しています。
2005/11/01 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。ペースを落として歩様を確かめていましたが、問題無く徐々にペースを上げて乗り込んでおり、坂路とトラックコースで20秒程度のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、相変わらず右前脚の出が少しぎこちないけど、トモさえ乱れなければ問題無いし、先週辺りは順調に元のメニューに戻している。近い内には17秒程度まで進められるだろうから、夏場てこずった分、頑張って状態を上向かせていく、と話しています。
2005/11/08 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング2,400mの調整です。トラックコースを長めから20秒程度のペースで調教を付けられていましたが、腰に少し疲れが出た為、坂路を控えて馬場中心に進めています。牧場長は、結構乗り込んで丁度疲れが出る時期なので、トモにも浮腫みが見られるが、それほど時間は掛からずに良くなってくるだろう、と話しています。
2005/11/15 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,800mの調整です。トモの浮腫みは落ち着いて徐々に元のペースに戻すと、坂路とトラックコースで20秒前半のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、脚元はすっきりしているが、腰の疲れがまだ残っているので、マイクロ治療を施しながら、もう少しこのままのメニューを進めていく事にする、と話しています。
2005/11/22 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。先週はミニトラックから馬場中心に乗り込むと、長めから20秒前半ペースで調教を付けられており、牧場長は、脚元はだいぶ落ち着いてきたので、また少しずつピッチを上げていくが、まだ若干腰に疲れが見られるから、暫くはトラック中心のメニューで進めていく事にする、と話しています。
2005/11/29 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。引き続きトラックコース中心に長めに乗り込むと、20秒程度のペースで調教を付けられており、牧場長は、トモの状態は良くなって腰の具合も良化しているが、もう少し無理せず馬場専門に進めていく。20−20位だが、きっちり乗れる様になっているし、来週辺りから様子を見て徐々にピッチを上げていく事にする、と話しています。
2005/12/06 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング1,500mの調整です。トラックコース中心に乗り込んで腰の状態も良くなっていましたが、先週左後脚の歩様が悪くなった為、ペースを落としています。牧場長は、軽めのメニューにすると跛行はしないので、筋肉の疲れが原因だろう。もう少しこのまま様子を見ていき、良くなった時点で少しずつ進めていく事にする、と話しています。
2005/12/13 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mの調整です。引き続き脚元を確認しながらミニトラック中心に軽めの乗り運動を進めており、牧場長は、左後脚の跛行はハッキングのみで様子を見ていたが、なかなか良くなってこない。ただ、乗った後に歩様は改善しているけど、翌日にはまた元に戻っている状態なので、今後は無理せず一旦休ませてマイクロなどの治療に専念していく事にする、と話しています。
2005/12/20 天栄ホースパークで放牧休養中です。予定通り調教を控えて脚元の治療に専念すると、先週途中からパドック放牧をおこないながら、腰などにマイクロを当てて良化を図っており、このまま歩様を確認して進めていく事になっています。
2005/12/27 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。パドック放牧を続けながら左後脚の状態を確認すると、先週からマシンにも入れて運動を始めています。牧場長は、トモにブリスターを塗ったり、マイクロやマッサージなどで良化を図っているが、いつもある程度まで進めると、歩様が悪くなってしまうので、しっかり治療に専念して歩様が良くなり次第、乗り始める事にする、と話しています。
2006/01/10 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧をおこないながら、マシンの運動で脚元の状態を確認すると、治療の効果でトモの具合も良くなって、歩様も落ち着いてきている為、このまま様子を見ながら調教再開の目処を立てていく事になっています。
2006/01/17 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。パドック放牧とマシンを続けて脚元の状態を確認すると、だいぶ良化が窺えて歩様も安定している為、このまま運動時間を延ばしながら、今週か来週には乗り運動を再開する予定になっています。
2006/01/24 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。パドック放牧をおこないながら、マシンの運動を続けて脚元や歩様の状態を確認すると、左後脚の不安は徐々に解消していますが、無理せずもう少しこのまま経過を見て調教を再開していく事になっています。
2006/01/31 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧とマシンの運動で脚元の状態を確認しており、牧場長は、左後脚は良くなっているけど、無理せずもう少しこのままマシンをやりながら、マイクロなどの治療を施してしっかり良化を図っていく。今後歩様が完全に良くなり次第、乗り出すが、まだ暫くはこのまま経過を見て調教再開の目処を立てていく事にする、と話しています。
2006/02/07 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。体調面に変わり無くパドック放牧とマシンをおこないながら、引き続きマイクロを当てるなどして、左後脚の良化を促しており、このまま歩様の状態を見て乗り運動を始めていく事になっています。
2006/02/14 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング1,500mの調整です。ウォーキングマシンを続けながら、脚元に治療を施して良化を促すと、先週からミニトラック中心に軽めの乗り運動を始めています。牧場長は、左後脚の歩様は良くなって少しずつ順調にペースを上げているが、このまま様子を見て進めていく事にする、と話しています。
2006/02/21 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング1,500mの調整です。引き続きミニトラック中心に乗り込みながら歩様を確認すると、牧場長は、まだペース自体は軽めだが、ここまで左後脚の状態に変化は無いので、このまま少しずつ進めていく事にする、と話しています。
2006/03/01 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング2,700mの調整です。ミニトラック中心のメニューから馬場にも出して乗り込むと、徐々に距離を延ばしながら調教を付けられています。牧場長は、今のところ歩様に問題無いので、このまま進めていくが、もう少し左トモが安定して暖かくなってくれば、全体的にもっとピリッとしてくるだろう、と話しています。
2006/03/08 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとハッキング2,700mの調整です。引き続きミニトラックから馬場に出して長めをじっくり乗り込んでおり、牧場長は、まだハッキング程度だが、軽く長く乗って歩様の方は落ち着いている。ただ、少し疲れが出てきたのか、両トモに浮腫も見られるので、もう暫くこのまま進めていく事にする、と話しています。
2006/03/15 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。徐々に運動量を増やしながら乗り込むと、まだペース自体は軽めとなっており、牧場長は、両後脚の浮腫みは思ったより早く治まったので、馬場中心に24、25秒程度のキャンターを乗っている。ただ、トモが悪かった馬なので、暫くはこのままのメニューを続けて、しっかり力をつけていく事にする、と話しています。
2006/03/22 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。変わり無くトラックコースを長めに25秒前後のペースで乗り込んでいましたが、先週は馬場状態が悪かった為、坂路も併用して22、23秒程度の調教を付けられています。牧場長は、坂路にも入れて乗ってみたが、トモの歩様が乱れることも無く落ち着いていたので、このまま少しずつ進めていく事にする、と話しています。
2006/03/29 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。引き続き坂路とトラックコースを併用して、コンスタントに20秒程度のペースで調教を付けられており、牧場長は、まだ腰の力が弱いけど、少しずつ走りはしっかりしてきているので、このまま様子を見ながらピッチを上げていく事にする、と話しています。
2006/04/05 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。変わり無くトラックコースを10ハロン20から22秒程度のペースで乗り込むと、先週は坂路も併用して1度17−17のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、週末に少し速いところをやったけど、そのあとも前肢の捌きやトモの状態は安定しているので、このまま歩様などに不安が見られない限り、進めていく事にする、と話しています。
2006/04/12 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。引き続きトラックコースを長めに乗り込みながら、10ハロン20秒程度のペースで進めると、先週も坂路で1度17−17のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、少しずつピッチを上げているが、ここまで歩様は落ち着いているし、徐々に動き自体も良くなってきているので、このまましっかり馬体の強化を図っていく事にする、と話しています。
2006/04/19 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。変わり無くトラックコースを10ハロン20秒程度のペースで乗り込みながら、終い4ハロン17−17で進めると、先週も坂路で1度17秒前後のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、ダクの歩様は相変わらずだが、馬場と坂路を併用して、キャンターは大分しっかりしてきているので、今週は様子を見て15−15をやってみる事にする、と話しています。
2006/04/26 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。引き続きトラックコースを長めに乗り込みながら、最後の6ハロンを17秒程度のペースで進めると、先週は坂路で1度15−15のラップを出して調教を付けられています。牧場長、予定より若干時計が速くなってしまったけど、その後も特に歩様が悪くなること無く順調だ。ただ、最近コンスタントに乗っていたので、今週は少し楽をさせて来週からまたピッチを上げてやっていく事にする、と話しています。
2006/05/03 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。変わり無くトラックコースを長めに乗り込みながら、10ハロン20秒程度のペースで進めると、坂路でも20秒を切る位のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、予定通り先週は少し楽をさせたけど、15−15もこなして、トモの状態は良さそうなので、また今週からピッチを上げてどんどんやっていく。ただ、まだ暫くはマッサージやレーザーを当てたりして、歩様を解していくことになるが、これから暖かくなってくれば自然と良くなってくるだろう、と話しています。
2006/05/10 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。変わり無く、徐々にペースを戻して乗り込むと、先週はトラックコースを20秒程度で進めながら、坂路で17−17と15−15の調教を1本ずつ付けられています。牧場長は、ダクの歩様は相変わらずだけど、キャンターの動きに力強さが出て良い感じに状態は上向いてきている、と話しています。
2006/05/17 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。歩様に変わり無く坂路を17秒程度のペースで乗り込むと、先週はトラックコースでも終い4ハロン15−15のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、先週の金曜日に馬場で15−15を乗ったけど、なかなか良い動きだった。状態を確認した調教師からも、予定を立てて入れたい、とのことだったので、このままのデキを維持して入厩に備えていく、と話しています。
2006/05/24 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。状態に変わり無く、引き続きトラックコースを長めに乗り込みながら、最後の4ハロンを15−15で進めると、坂路でも17秒前後のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、500キロを超えているが、特に太め感もなく良い状態だ。まだ具体的な日程は聞いていないが、このまま入厩に備えてしっかりやっていきたい、と話しています。
2006/05/31 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。変わり無くトラックコースを長めに20秒程度のペースで乗り込みながら、先週は坂路で1度15−15のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、前肢の歩様にまだ少し違和感は残っているけど、ここ最近はなかなか良いキャンターをしているし、毛艶や馬体の張りも良く体調面は良さそうだ。ゲートの方も問題無くこなしているから、このまま調教師の指示を待って入厩に備えていく事にする、と話しています。
2006/06/07 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,800mの調整です。変わり無く坂路で15−15の調教を付けられていましたが、全体的に歩様が硬くなってきた為、ペースを落として様子を見ています。牧場長は、右前の出は元々のものなので、あまり気にしなくてもいいけど、今回はそれとは別にぎこちなくなってしまった。おそらく結構順調に乗り込んだ分、筋肉が硬くなってしまったのが原因だと思うが、今週になってだいぶ解れてきているから、また少しずつ元のメニューに戻していけるだろう、と話しています。
2006/06/14 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,800mの調整です。歩様を確認しながら、トラックコースを長めに乗り込むと、先週は終い6ハロンを20程度のペースで進めるなど、坂路でも17−17と15−15のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、歩様の硬さも解消され、元通りに戻っているので心配無いと思う、と話しており、確認した調教師の指示で16日に栗東の五十嵐厩舎へ入厩する予定になっています。
2006/06/16 16日に栗東の五十嵐厩舎へ入厩しています。
2006/06/21 天栄ホースパークでトラックコースと坂路を併用しながら、15−15の調教を付けられると、予定通り16日に栗東の五十嵐厩舎へ入厩しています。到着後も特に変わりは無い様で、状態を見て徐々に乗り込みを進めていく予定となっています。
2006/06/28 坂路コースでキャンターの調整で、ゲート練習も始めています。調教助手は、少し歩様が良くないけど、乗り出せば大丈夫なのでこのまま進めていく。ゲートも始めているが、結構周りに敏感なので、そのあたりがどう影響するかだろう。牧場で乗り込んでいただけあって体は出来ていそうだし、ゲート試験に受かればすぐ仕上げに入っていく、と話しています。
2006/07/05 坂路コースでキャンターの調整で、引き続きゲート練習も進めています。調教師は、ゲートの入りが悪いので、もう少し練習して、早ければ今週試験を受けると思う。今のところ変わり無く乗れているし、仕上げに入ってどう変わってくるかだろう。聞いていた通り独特の歩様だけど、乗り出せば気にする程でも無いので、このままどんどん進めていく、と話しています。
2006/07/07 6日にゲート試験を受けて不合格でした。
2006/07/12 角馬場でダク運動の調整です。調教師は、先週練習がてらにゲート試験を受けたけど、その影響か右トモの飛節に腫れが出てしまった。次の日にはすっきりしていたので乗ったが、まだ馬が気にしていたので大事を取ってダク運動だけにしている。熱などは無く、今週になって状態も落ち着いてきたから、様子を見ながら進めていく、と話しています。
2006/07/14 来週以降にゲート試験を受けることになりました。
2006/07/19 DWコースでキャンターの調整で、ゲート練習も再開しています。調教師は、歩様も気にならなったので乗り込みを再開しているが、乗った後も大丈夫だし、ゲート中心で進めている。まだ出は遅いが、あまりやり過ぎて脚元に負担が掛かるのも嫌なので、近い内に試験を受けてみようと思う。受かればサッと追い切りをかけて、使いながら上向かせていった方が良いだろう、と話しています。
2006/07/20 14栗E良 ハロンごと 15.5- 15.5 ゲートから
16栗B重 45.4- 13.5 馬なり
2006/07/21 もう少し練習を積んだ上で、来週ゲート試験を受ける予定になりました。
2006/07/26 Eコースでゲート練習の調整で、26日にゲート試験を受けて合格しています。調教師は、順調に乗り込めているし、ゲートも徐々に良くなってきたので、試験を受けたところ合格した。これから仕上げに入って、次の小倉開催を目標にする、と話しています。
2006/07/27 26栗E良 ハロンごと 12.9-12.1-14.0-15.9 ゲート一杯
2006/07/28 26日にゲート試験を受けて合格しています。
2006/08/02 CWコースでキャンターの調整で、30日に併せて時計を出しています。調教助手は、ゲートも受かったのでこれから仕上げに入っていくが、追い切りをこなして使うより、サッとやって使いつつ上向けていこうと思っている。小倉1週目のダート千七の父内国産馬限定戦か、2週目のダート千七の牝馬限定戦あたりを使うつもりで仕上げていく、と話しています。
2006/08/03 30CW良 88.4-74.0-59.8-44.0-14.4 馬なり併入
2栗E良 85.4-68.0-52.3-38.7-12.9 一杯遅れ
2006/08/08 動きや状態次第で今週登録する可能性があります。
2006/08/09 検討の結果、今週の登録は見送り、来週小倉の芝1,200m(牝)を目指す予定となっています。
2006/08/09 Eコースでキャンターの調整で、2日に併せて時計を出すと、6日にも追い切られています。調教師は、体が立派なのであまり無理はできないが、今のところ脚元も変わり無いのでこのまま仕上げていく。調教の動きからは、それなりに走りそうな素質を感じるので、あとは体がどこまで絞れてくれるかだ。今週の出走も検討していたが、今のところ来週の小倉、芝千二の牝馬限定戦に向かうつもりでいる、と話しています。
2006/08/10 6E良 43.0−13.4 馬なり
9B良 80.4−65.5−51.5−39.0−12.5 一杯
2006/08/10 検討の結果、今週の登録は見送り、来週小倉の芝1,200m(牝)を目指す予定となっています。
2006/08/16 土曜日の小倉、芝1,200m(牝)
2006/08/16 Eコースでキャンターの調整で、16日に併せて時計を出しています。調教助手は「まだ動きはモッサリしているけど、絞れてくれば走りそうな感じはある。使いながら絞っていくつもりだが、その方が負担も軽いと思うし、脚元にも良いと思う。ダート千七では息が保つかどうか心配なので、芝千二に向かうつもりだ」と話しており、今週土曜日の小倉、芝1,200mの牝馬限定戦に出走を予定しています。
2006/08/17 16E良 118.3-85.9- 69.7- 55.0- 40.7- 12.9 ゲート一杯遅れ
2006/08/17 土曜日・小倉6R(芝1,200m・18頭) 54kg 南井
2006/08/18 小倉6R 3歳未勝利(牝) (芝1,200m) 18頭8枠16番 54kg 南井 発走13:15
6月に入厩してからは、歩様を確認しながら入念に乗り込みを進め、今週デビューさせる事になり、調教助手は「右肩の出がもう一つなので、追い切りはビッシリやっていないが、まずまず仕上がってきた。まだ馬体も余裕があるけど、使いつつ良くしていく方が良いだろう。尻尾を振ったりして気の悪い処もあるようなので、レース慣れも必要だと思う」と話しています。
2006/08/21 小倉6R 3歳未勝利(芝1,200m) 16着
2006/08/23 先週16着でした。ダッシュが付かず大きく離れた最後方からの競馬になると、3コーナーすぎでも前との差を詰められず、シンガリのまま4コーナーを回りました。そして直線では、懸命に追われたものの、最後はバテた馬を交わした程度でゴールしています。レース後、特に不安は無い様ですが、次走は未定です。
2006/08/30 レース後も順調で、Bコースでキャンターの調整です。調教助手は「初出走という事もあって、道中は付いていくのが一杯で、最後しか競馬をしていなかった。馬体も太めだったので、もう少し絞れれば良くなるだろう。使った後の反動が心配だったが、少しゴツゴツしている程度なので、次走は再来週の中京、ダート千七の牝馬限定戦を予定している」と話しています。
2006/08/31 30北B不 82.8- 66.9- 52.4- 38.8- 12.6 一杯
2006/09/06 左前の球節付近が良くなかったことから、2日にレントゲン検査を受けたところ、繋部分を骨折していることが確認されました。これを受けて、近日中に今後の事について協議を行う予定となっています。
2006/09/08 2日に左前脚繋部分の骨折が判明し、協議の結果、このまま引退させる事になりました。詳しくは来週の3歳馬情報でお知らせするとともに、出資会員の皆様には書面にてご報告いたします。
2006/09/13 左前脚の繋部分を骨折していることが確認され、調教師から「全治6ヶ月の診断で、手術が必要なほど酷い状態では無かったが、この時期だけに厳しいと思う」と話しがあった為、協議を行った結果、誠に残念ながらこのまま引退させる事が決まり、13日に抹消の手続きが取られる予定となっています。出資会員の皆様には後日書面でご報告致します。
2006/09/15 13日に抹消の手続きが取られています。
2006/09/20 予定通り13日に抹消の手続きが取られており、出資会員の皆様には後日書面でご報告致します。