シルクフォトグラフの歩み

2003/01/31 思ったより重心の低い馬体で歩様にもバネの利いた動きを見せる。時々気の荒い一面が窺えるものの、人には従順で大人しい。
2003/03/31 重心の低かった馬体に伸びが出ると、放牧地での動きにも随分力強さが出てくる。ただ気の荒い面はまだ多少は残っている。
体高 148.0cm  胸囲 165.0cm  管囲 18.5cm
2003/05/31 青草を良く食べる時期がきて、毛艶や馬体の張りが見違える程良くなると、一回りも大きく成長してきています。気性面でまだ若干難しいところはあるものの、動きに活発さが出て力強い。
2003/07/31 真夏を迎え、馬体にグッと幅が出て来ました。伸びのあった兄とは、少々タイプが異なりますが、いかにもスピードが有りそうな印象を受けます。もう少し、体高が伸びてくれば理想的。
2003/09/08 1歳馬は育成を始める為、下記の通り天栄ホースパークへの移動を予定しています。
[9月12日移動予定] シルク2−06(父ニホンピロウイナー:母ドゥヤワナ)
2003/09/30 13日に天栄に入厩。チャカチャカして牧場スタッフの手を焼かす事もあるが、馴致自体は順調にこなす。月末にはドライビングが終了しており、10月には騎乗して次の行程を進めていく。
2003/10/31 天栄HPでフラットワーク20〜30分とダク1200m(順調)
体高 151.0cm  胸囲 173.0cm  管囲 19.5cm  体重 420kg
2003/11/30 天栄で調整中。馴致が終了して順調にダクの運動を進めるが、左後脚の球節前に軟らかい腫れが見られた為、大事を取ってパドック放牧をおこなうと、その後は熱は保たないが様子を見る。
2003/12/28 角馬場でダクからハッキングのフラットワーク後、本馬場でキャンター1800mまたは坂路800mの調整。
2004/01/31 天栄でキャンターの調整中。左後脚球節前の腫れは心配無いものと分かり調整再開。馬体はまだ欲しいが積極的に動いており、今後の変わり身に期待。
体高 152.5cm  胸囲 173.0cm  管囲 19.5cm  体重 416kg
2004/03/02 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,800mの調整です。左後脚球節前の腫れは問題無く休まず順調に乗り込んでおり、坂路では1度17〜18秒程度の調教を付けられています。
2004/03/09 馬名がシルクフォトグラフに決まっています。
天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。トラックコース中心に長めから20秒前半ペースで乗り込みを進めると、先週は1度2ハロン15−15程度の調教を付けられています。
2004/03/16 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。変わり無く坂路で20秒を切るペースで乗り込みを進めると、トラックコースで1度3ハロン15〜14秒台のラップを出して調教を付けられています。
2004/03/23 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。脚元に不安も見られず順調に乗り込みを進めると、先週は坂路で3ハロン17〜18秒程度のラップを出して調教を付けられています。
2004/03/30 天栄ホースパークで放牧休養中です。坂路でしっかり時計を出して乗り込みを進めていましたが、両前脚がソエ気味となった為、大事を取ってパドック放牧に切り替えて様子を見ています。牧場長は、動き自体はまずまずだし、前向きで良いものを持っているので、今回の休養はそれほど心配する必要は無い、と話しています。
2004/04/06 天栄ホースパークで放牧休養中です。引き続きパドック放牧をおこないながら、ソエの回復を促しており、状態に変わりありません。
2004/04/13 天栄ホースパークで放牧休養中です。ソエの状態を見ながらパドック放牧を続けていますが、症状も徐々に落ち着いてきている為、もう少し様子を見てから運動再開の目処を立てていく事になっています。
2004/04/20 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。パドック放牧でソエの状態を確認すると、脚元は大分すっきりしてきた為、今週からウォーキングマシンでの運動を始めています。
2004/04/27 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,200mの調整です。ウォーキングマシンでの運動を進めていましたが、歩様に不安も見られ無くなった為、先週から乗り運動を再開すると、徐々にペースを上げて、週末には坂路で20秒を切るラップを出して調教を付けられています。牧場長は、ソエが出てからはじっくり良化を促しながら、焦らず脚元の回復を待ったので、このまましっかり調教量を増やして状態を上向かせていきたい、と話しています。
2004/05/04 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。順調に運動量を増やしながら乗り込みを進めると、坂路とトラックコースを併用して20秒前後の調教をしっかり付けられており、状態に変わりありません。
2004/05/11 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。坂路とトラックコースを併用して、コンスタントに20秒前後で乗り込みを進めると、先週は3ハロン15−15のラップを出して調教を付けられています。
2004/05/18 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。脚元に不安無く順調にペースを上げて乗り込んでいますが、先週は雨で馬場の状態が悪かった為、坂路とトラックコースを併用して20秒程度の調教を付けられています。
2004/05/25 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。変わり無くしっかりピッチを上げると、坂路中心に20秒平均ペースで乗り込みながら、先週は1度15−15程度の調教を付けられています。
2004/06/01 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。坂路を15−15ペースで乗ると、トラックコースでも5ハロン17秒前後から終い15−15程度の調教を付けられています。牧場長は、ソエは落ち着いて順調にピッチを上げて進めているが、まだ全体的に若さが見られる。ただ、前向きにしっかり動いているので、もう少し乗り込んでいけば、入厩も十分可能となるだろう、と話しています。
2004/06/08 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。脚元に変わり無く休まず乗り込みを進めると、先週は坂路を20秒程度で乗りながら、トラックコースで6ハロン16秒から17秒の調教を付けられています。確認した調教師は、ソエで一息入れた分、まだもうひと追い欲しいが、順調に体はデキてきているので、馬房の都合が付き次第、厩舎で仕上げを進めていきたい、と話してます。
2004/06/15 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。心配するところも無く順調にトラックコースを5ハロン16秒から14秒ペースで乗り込むと、坂路でも15−15程度の調教をしっかり付けられています。
2004/06/22 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。坂路を20秒前後のペースで乗り込みながら、トラックコース中心にしっかり時計を出して進めており、先週は1度5ハロン12秒から13秒の調教を付けられています。
2004/06/29 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。状態に変わり無く、トラックコースを6ハロン、18秒から19秒程度のペースで乗り込むと、そのまま坂路で15−15を切るラップを出して調教を付けられています。牧場長は、全体的に若さがあったけど、外人の乗り役に替えて気合いを付けると、しっかり反応して動ける様になるなど、これだけ厳しいメニューもこなして、好感の持てる走りをしている、と話しています。
2004/07/06 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。心配するところ無く坂路を20秒ペースで乗り込むと、トラックコースでは6ハロンをきっちり16秒前後のラップを出して調教を付けられており順調です。
2004/07/09 9日に美浦の宗像厩舎へ入厩しています。
2004/07/13 天栄ホースパークで順調に坂路を4ハロン、14秒から13秒台のラップを出して調教を付けられると、9日に調教師の指示で美浦の宗像厩舎へ入厩しています。到着後は状態に変わり無く角馬場で軽めの乗り運動を始めており、今週にはコースに出してキャンターとゲート練習を進めていく事になっています。
2004/07/20 Wコースでキャンターの調整で、14日に15−15程度の軽い時計を出しています。調教師は、先週角馬場で放馬するなど、随分やんちゃなところを見せて、幼さがまだ残っているが、今週からは徐々にゲート練習を進めていく事にする、と話しています。
2004/07/22 21W良 57.4-41.8-14.4 (6)一杯
2004/07/27 Wコースでキャンターの調整とゲート練習を進めると、21日と25日に時計を出しています。調教師は、まだ若さがあるけど、先週は一杯に追われている分、これで少し変わってくると思うし、ゲートも中では大人しくしているので、これからの変わり身に期待する、と話しています。
2004/07/29 25W良 42.0-13.7 (6)馬也
28W良 57.7-42.3-14.3 (7)一杯
2004/08/03 Wコースでキャンターの調整とゲート練習を続けると、28日に併せて時計を出しています。調教師は、先々週一杯に追って、今回は変わり身があるかと思っていたが、どうも動きが変わってこないし、息遣いも悪いので、一旦牧場へ戻して立て直した方が早いだろう。また、1日には熱発もしているので、落ち着き次第、移動させる事になるが、ゲート試験は今週受ける予定だった、と話しています。
2004/08/06 6日に天栄ホースパークへ放牧されています。
2004/08/10 予定通り6日に天栄ホースパークへ放牧されると、到着後はパドック放牧で一息入れています。調教師は、熱発の症状も落ち着いたので、一旦出すことにするが、ゲートは受けるところまで進んでいたので、厩舎に戻ってからはそれ程時間も掛からず受けられるだろう、と話しています。
2004/08/17 天栄ホースパークで放牧休養中です。引き続きパドック放牧を行いながら、しっかり体調面の回復を促しており、もう1週間は牧場長の指示で、無理せずこのままゆっくりさせてから、運動を再開していく事になっています。
2004/08/24 天栄ホースパークでウォーキングとダクで4,000mの調整です。パドック放牧を続けながら体調面は安定してくると、今週から乗り運動を再開しており、少しずつ調教量を増やして進めていく事になっています。
2004/08/31 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,800mの調整です。トラックコース中心に徐々に距離を延ばしながら、20秒前半ペースで乗り込んでおり、牧場長は、テンションが高く物見をしたりして、集中力に欠けるところもあるので、今後チークピーシズを着けて進めていく事も考えている。乗って脚元には心配無いので、このままのメニューを続けながら、しっかり体調面を整えていく事にする、と話しています。
2004/09/07 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。変わり無くトラックコースを長めにじっくり乗り込むと、坂路でも17秒前後のラップを出して調教を付けられており、先週から予定通りチークピーシーズを着けて走りに集中させる様にしています。
2004/09/14 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。引き続きチークピーシーズを着けて、徐々にピッチを上げると、先週はトラックコースを6ハロン16秒から17秒ペースで乗り込みながら、坂路で1度15−15を切るラップも出して調教を付けられています。
2004/09/21 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。チークピーシーズの効果で随分集中力が増してくると、先週もトラックコースを1周、17秒から18秒程度のペースで乗り込んでおり、坂路では1度13秒台のラップを出して順調に調教を付けられています。
2004/09/28 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。引き続きチークピーシーズを着けて休まず乗り込むと、先週はトラックコースを2周、20秒前後のペースで進めながら、坂路で15秒から終い14秒のラップを出して調教を付けられています。
2004/10/05 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。先週は雨で馬場が悪かった為、坂路中心に乗り込んでおり、15−15を切るペースと16秒前後の調教を2本付けられています。牧場長は、チークピーシーズを着けて、だいぶ前向きに動いているが、まだ偶に集中力を欠く様な幼い面を見せる事もある。ただ、今後進めていってガラッと変わってくる見込みはあるので、このまましっかり状態を上向かせていく事にする、と話しています。
2004/10/12 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。引き続き気性面の成長を促しながら、休まず乗り込むと、先週はトラックコースを5ハロン19秒から20秒ペースで進めており、そのまま坂路で15−15のラップを出して調教を付けられています。
2004/10/19 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整です。変わり無く気性面を促しながら、先週は坂路中心に時計を出して乗り込んでおり、1度15−15の調教を付けられています。
2004/10/26 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター3,000mの調整です。不安無く休まず乗り込みを進めると、先週はトラックコースを2周、20秒前後のペースで乗りながら、坂路で1度17秒から18秒程度のラップを出して調教を付けられています。
2004/11/02 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。トラックコースを1周20秒程度のペースで乗り込むと、坂路でも1度18秒前後のラップを出して調教を付けられており、牧場長は、一時よりテンションは下がってくると、前向きに動いて状態は上向いてきている。ただ、チークピーシーズは着けたままだが、走りや馬体面は段々良くなってきている、と話しています。
2004/11/09 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。引き続きチークピーシーズを着けながら、気性を落ち着かせて乗り込むと、先週は1度15−15を切るラップを出して調教を付けられており、順調に状態面は上向いてきています。
2004/11/16 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。先週はトラックコースでも1周20秒ペースで乗り込むと、チークピーシーズの効果でだいぶ気性面は落ち着いており、坂路で1度15秒から16秒程度のラップを出して調教を付けられています。
2004/11/24 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。引き続きチークピーシーズを着けて毎日しっかり乗り込むと、先週もトラックコースを1周20秒ペースで進めながら、坂路では1度15秒を切るラップも出して調教を付けられており、状態に変わりありません。
2004/11/30 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。状態に変わり無く、トラックコースを5ハロン18秒ペースから終い2ハロン15−15で乗り込むと、坂路でも17秒前後のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、先週は調教師が確認し、以前と比べても馬体や体調面に成長が窺えて順調に良くなっている、との事だった。ただ、気性を考えて引き続きチークピーシーズを着けながらの調教だが、単走だとまだ集中力に欠けてしまうものの、併せて乗る分には問題無くなかなかいいスピードを持っている。今後厩舎に戻って環境が変わった時が心配だ、と話しています。
2004/12/07 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。状態に変わり無くトラックコースを16秒前後ペースから2ハロン14秒台のラップを出すと、坂路でも1度15秒から16秒程度の調教を付けられており、早ければ今週中に美浦へ帰厩する事になっています。
2004/12/10 8日に美浦へ帰厩しています。
2004/12/14 予定通り8日に美浦へ帰厩すると、到着後も状態に変わり無く翌日から角馬場でキャンターの調整とゲート練習を始めています。調教師は、前回ゲート試験を受けるところまでやっていたので、出はまずまず良かったが、試験は気性を考慮して少し速い時計を出してから受ける事にする、と話しています。
2004/12/16 15坂良 57.9-42.0-27.9-14.1 馬也併入
2004/12/21 坂路コースでキャンターの調整で、15日に併せて時計を出すと、16日には馬場でもゲート練習を進めています。調教師は、出は段々上達してスムーズにこなしているので、今週中には様子を見て試験を受ける事にする、と話しています。
2004/12/23 22坂良 55.8-39.5-26.0-13.0 馬也先着
2004/12/24 24日にゲート試験を受け合格しています。
2004/12/28 坂路コースでキャンターの調整で、22日に併せて時計を出すと、24日にはゲート試験を受け合格しています。調教師は、併走して走るとまだ少し周りを気にするところがあるけど、以前よりだいぶ前向きになってきているので、この調子なら年明けの中山開催中に使えそうだ、と話しています。
2005/01/03 24C良 (ゲート)12.9-14.3-13.8 馬也
2005/01/06 右前脚に屈腱炎の診断が下された為、放牧して回復を待つことになり、5日に天栄ホースパークへ移動しています。
2005/01/11 坂路コースでキャンターの調整を続けていましたが、右前脚がモヤモヤしてきた為、大事を取って厩舎周りの引き運動に切り替えて様子を見ると、4日のエコー検査で獣医より屈腱炎との診断が下されています。調教師は、休養が長くなってしまうけど、再起は可能だとの事だし、せっかく動きも良くなってきていたところだったので、なんとか回復を待ってデビューさせたい、と話し、5日に天栄ホースパークへ放牧されています。到着後は調教師の指示でパドック放牧を行っており、今週中には再度脚元の状態を確認する事になっています。
2005/01/18 天栄ホースパークで放牧休養中です。引き続きパドック放牧で右前脚の状態を見ており、牧場長は、エコーを撮って屈腱部を再度確認したが、症状の程度としては軽いものなので、今月一杯ゆっくりさせて月末の回復経過次第では運動再開の目処も立ってくるだろう、と話しています。
2005/01/25 天栄ホースパークで放牧休養中です。右前脚の屈腱部はパドック放牧を続けながら様子を見ており、今週か来週には再度エコーを撮って経過を確認する予定です。
2005/02/01 天栄ホースパークで放牧休養中です。引き続きパドック放牧を行いながら、右前脚の回復を待っており、牧場長は、もう一度エコーを撮って経過を確認する事になっているが、今週で屈腱炎を発症してまだ1ヶ月だし、焦らずもう少し日にちをおいてからにする、と話しています。
2005/02/08 天栄ホースパークで放牧休養中です。右前脚の屈腱部の回復を促しながら、パドック放牧を続けると、歩様は段々落ち着いて良化が窺えますが、もう暫くこのままゆっくりさせてからエコーを撮って経過を確認する事になっています。
2005/02/15 天栄ホースパークで放牧休養中です。引き続きパドック放牧で右前脚の状態を見ていますが、今週中には再度エコーを撮って経過を確認する事になっており、今後は検査結果を基に予定を立てていく事になっています。
2005/02/22 天栄ホースパークで放牧休養中です。パドック放牧を続けながら右前脚の回復を促すと、先週は予定通り屈腱部のエコーを撮って経過を確認しています。検査の結果、獣医は、症状的には元々軽いものだったし、順調に良化が窺えてきているので、今後牧場長とも相談して、ウォーキングマシンの運動から始めていく事にしたい、と話しています。
2005/03/02 天栄ホースパークでウォーキングマシンの調整です。パドック放牧で右前脚の回復を促すと、牧場長と獣医が話し合った結果、予定通りマシンでの運動を再開しており、脚元に変わり無く歩様も落ち着いています。今後早ければ今週中には乗り運動を進めていく事にし、暫くはダク程度の調教で様子を見ていく予定です。
2005/03/09 天栄ホースパークでウォーキングとダクで6,000mの調整です。ウォーキングマシンから予定通り軽めの乗り運動を再開すると、調教後も脚元や歩様はすっきりしていますが、もう暫くはこのままのペースで様子を見ていく事になっています。
2005/03/16 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mと軽めのキャンターの調整です。引き続きミニトラックで時間を掛けてじっくり乗り込むと、脚元に不安無く週末から坂路も併用しながら軽く乗り込んでおり、このまま徐々にペースを上げて進めていく事になっています。
2005/03/23 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,600mの調整です。脚元や歩様に不安無く坂路を2本ずつ乗り込みながら、徐々にピッチを上げて進めると、20秒前半ペースから1度20秒を切るラップを出して調教を付けられています。
2005/03/30 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。徐々にペースを上げながら坂路中心にコンスタントに20秒前後で乗り込むと、1度15〜16秒程度の調教を付けられています。牧場長は、触診で右前脚のウラの形はまだすっきりしていないけど、坂路を2本ずつ乗って固まってきているし、歩様に不安も見られない。これからは馬体も少し寂しくなっているので、中身を作りながらしっかり立て直していく事にする、と話しています。
2005/04/06 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。歩様に変わり無く引き続き坂路中心に乗り込むと、先週は20秒前後の調教に控えながら、馬体の回復を促しており、このまましっかり立て直していく事になっています。
2005/04/13 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。脚元に不安は見られず、坂路中心に常時20秒前後のペースで乗り込むと、先週は1度15−15程度のラップを出して調教を付けられており、もう少し馬体をふっくらさせて状態を上向かせていく事になっています。
2005/04/20 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。右前脚の屈腱部に不安は見られず順調にピッチを上げて乗り込むと、先週も坂路中心に20秒前後のペースで進めながら、15−15を切る調教を2本付けられており、段々馬体にも筋力が付いてしっかりしてきています。
2005/04/27 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,400mの調整です。引き続き坂路中心に20秒を切る位のペースで乗り込むと、先週は1度15−15のラップを出して調教を付けられており、このまま脚元の状態を確認しながら進めていく事になっています。
2005/05/04 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mと軽めのキャンター1,200mの調整です。順調に15−15の時計を出して乗り込んでいましたが、右前脚の屈腱部分に若干腫れが見られる様になった為、大事を取って全体的にペースを緩めて進めており、先週は1度だけ坂路で25秒前後の調教を付けられています。牧場長は、エコーを撮って確認しているが、獣医の診断でも完全に黒く抜けているものでは無いそうだ。ただ、油断はできない状態の様で、毎日脚元に流水などで治療をおこない、暫くは無理せず軽く乗りながら様子を見ていく事にする、と話しています。
2005/05/11 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター800mの調整です。引き続き右前脚の状態を確認していますが、歩様は悪くなること無く休まず乗り込んでおり、坂路で20秒程度のラップを出して調教を付けられています。牧場長は、一時より腫れは落ち着いているので、このまま坂路中心に進めながら脚元を固めていく事にしたい、と話しています。
2005/05/18 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター800mの調整です。引き続きトラックコースを長く軽めに乗り込みながら、坂路中心に進めると、コンスタントに20秒程度のペースで右前脚の屈腱部の状態を確認しており、まだ暫くは無理せずこのまま経過を見ていく事になっています。
2005/05/25 天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター1,600mの調整です。歩様に変わり無くトラックコースをじっくり乗り込んで脚元は徐々にすっきりしてくると、コンスタントに坂路で20秒程度のペースで進めながら、1度17秒前後のラップを出して調教を付けられています。
2005/05/27 29日に北海道門別のメイプルファームへ移動しています。
2005/06/01 天栄ホースパークで調整を続けていましたが、調教師の指示で夏の暑さを考慮して29日に北海道門別のメイプルファームへ移動しています。先週は軽く乗り込みながら楽をさせると、脚元に熱や腫れは見られることも無く歩様自体はすっきりしていますが、到着後は無理せずパドック放牧で一息入れています。調教師は、暫くは検査で経過を確認しながら慎重に進めていくことにするが、状態次第では、そのまま函館や札幌開催での復帰を考えていく、と話しています。
2005/06/08 メイプルファームでウォーキングマシンの調整です。パドック放牧を続けながら脚元の状態を確認すると、週末からウォーキングマシンの運動で様子を見ており、今週から午前と午後に90分ずつ動かしてしっかり脚元を固めていく事になっています。
2005/06/15 メイプルファームでウォーキングマシンの調整です。引き続きパドック放牧をおこないながら、マシンの運動を1日2回に分けて90分ずつこなすと、歩様が酷く跛行する事はありませんが、2週間に1回ブリスターを塗って良化を促していく事になっています。
2005/06/22 メイプルファームでウォーキングマシンの調整です。体調面に変わり無く、パドック放牧を続けながら、マシンの運動を1日90分ずつ2回に分けておこなうと、予定通り今週には脚元にブリスターを塗って良化を促す事になっています。
2005/06/29 メイプルファームでダク2,000mの調整です。引き続きウォーキングマシンを朝と夕方の2回に分けておこないながら、屋内コースで軽く乗り運動を進めています。牧場長は、先週は調教師の指示で軽くブリスターを4回塗ったり、毎日冷却治療も施すなどして、徐々に脚元はすっきりきているので、このまま早く復帰できる様にしっかり立て直していきたい、と話しています。
2005/07/06 メイプルファームでダク2,000mの調整です。体調を崩すこと無く、毎日朝夕と2回に分けてウォーキングマシンに入れると、引き続き軽く乗りながら、脚元に冷却治療を施して良化を図っており、徐々に運動量を増やして経過を見ていく事になっています。
2005/07/13 メイプルファームでダク2,000mの調整です。しっかりダクを踏みながら、ウォーキングマシンを1日2回に分けて90分おこなうと、屈腱部分は落ち着いて歩様に問題無い為、今週中にはキャンターまで進めていく事になっており、確認した調教師は、このまま牧場で目一杯仕上げて貰い、帰厩後2週間位でレースを使える様にしておいて欲しい、と指示を出しています。
2005/07/20 メイプルファームでダク2,000mとキャンター1,200mの調整です。引き続きウォーキングマシンの運動をおこないながら、予定通りペースを上げて乗り込むと、まだ20秒程度の調教ですが、ここまで脚元に不安は見られず歩様も落ち着いています。
2005/07/27 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。引き続きウォーキングマシンの運動を1時間おこないながら、20秒を切る調教を付けられており、牧場スタッフは、乗ったあとは必ずアイシングなどでケアをおこなって脚元には問題無い。このまま順調にメニューを増やして、札幌の最後か福島を目標に進めていく事にする、と話しています。
2005/08/03 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。変わり無く、ウォーキングマシンの運動を60分こなすと、18〜20秒程度のラップを出して調教を付けられており、脚元は大分すっきりして歩様に問題ありません。牧場スタッフは、このまま使えるところまで進めていくが、体型や走法から短い距離が向いていると思う。頻繁に調教師も確認に訪れて指示を受けている、と話しています。
2005/08/10 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。体調面に変わり無く、引き続き朝夕2回ウォーキングマシンをおこないながら乗り込むと、先週も1度18〜20秒程度の調教を付けられています。牧場長は、今週中に再度エコー撮って確認するが、状態に問題無ければ、徐々に強めて進めていく事にする、と話しています。
2005/08/17 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。予定通りエコーを撮って右前脚の屈腱部分の状態を確認すると、検査の結果、黒く抜けているところも無く脚元に異常は見られなかった為、これから徐々に調教を強めながら帰厩を目指す事になっています。
2005/08/24 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。脚元の不安も解消されて徐々にペースを上げて乗り込んでおり、調教師は、エコーを撮って大丈夫だったし、これからどんどん乗り込んで貰う。今後は最後の札幌に入れるか、そのまま美浦に戻すかは、馬の状態を見て決める事にする、と話しています。
2005/08/31 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。ウォーキングマシンを1時間こなすなど、ここまで休まず乗り込んでおり、牧場長は、調教師も脚元を確認し、患部の腫れはだいぶ治まってきたのでこのままピッチを上げる様に指示を受けた。無難に福島辺りで使う事になりそうだが、今後の具合次第では、札幌での出走も検討していく。ただ、ゲート試験に受かっていないので、牧場でしっかり練習を積んですぐに使えるところまで仕上げていきたい、と話しています。
2005/09/07 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。体調面や脚元に不安無く徐々にペースを上げながら、ゲート練習もこなすと、先週は1度ダートコースで17秒前後のラップを出して調教を付けられており、このまましっかり仕上げを進めていく事になっています。
2005/09/14 メイプルファームでダク2,000mとキャンター3,000mの調整です。休まず乗り込んで脚元に問題は見られない為、引き続きゲート練習を続けながら、ピッチを上げて進めており、先週も1度ダートコースで16〜17秒程度のラップを出して調教を付けられています。
2005/09/21 メイプルファームでダク1,800mとキャンター3,200mの調整です。状態に変わり無くゲート練習を続けながら、ダートコースできっちり15−15程度のペースで調教を付けられており、調教師は、ここまで脚元は安定している。札幌も考えたけど、やっぱり坂路があった方がいいから、近い内に美浦に戻して、福島を目標に進めていく、と話しています。
2005/09/28 メイプルファームで調整を進めていましたが、調教師の指示で急遽24日に美浦へ帰厩しています。移動する前にはきっちり速いところを乗り込んで馬体を作っており、調教師は、脚元の事を考えると、やっぱり坂路で仕上げた方がいいだろう。今後は福島を目標にしっかり仕上げていく事にする、と話しています。
2005/09/29 28坂良 54.6-39.8-26.4-13.5 馬也先着
2005/10/05 坂路コースでキャンターの調整で、28日、1日と時計を出しています。帰厩してからの調整は順調で、やり始めた追い切りもきっちりこなしており、調教師は、動きもまずまずで、今のところ問題無く乗れている。これなら早くて東京2週目の千四ダートか、次の福島で使えるだろう、と話しています。
2005/10/06 1坂良 55.8-40.3-26.3-13.4 馬也
5坂重 59.4-41.9- -- -13.8 馬也併入
2005/10/11 動きや状態次第で今週登録する可能性があります。
2005/10/12 土曜日の東京、D1,400m
2005/10/12 坂路コースでキャンターの調整で、5日に併せて時計を出しています。調教師は、脚元の事があるからあまり無理出来ないけど、だいぶ格好はついてきているし、動きも悪くない、と話しており、検討の結果、今週土曜日の東京、ダート1,400mに出走を予定しています。
2005/10/13 10坂不 59.1-43.5-29.1-14.5 馬也
13坂良 56.4-40.0-25.6-12.9 馬也併入
2005/10/13 土曜日・東京4R (D1,400m・14頭) 57s 木幡
2005/10/14 東京4R 3歳未勝利(D1,400m) 14頭8枠14番 57kg 木幡 発走11:30
坂路で終い重点に併せて追われると、余裕のある動きを見せるなど、まずまずの仕上がりとなっており、調教師は、経験馬相手になるから強気な事は言えないけど、調教の走りっぷりは悪くないし、脚元ももっており、何とか態勢は整った。他の馬を気にする面があり、ビシビシやれない分、息が保つかどうかの不安もあるが、以前に比べると気持ちが前向きになっているし、漸くデビューにこぎ着けたので、見せ場を作って欲しい、と話しています。
2005/10/17 東京4R 3歳未勝利(D1,400m) 12着
2005/10/19 先週12着でした。大外でややアオり気味に飛び出して、そのあとの行き脚もつかず、最後方からの競馬になると、道中前とは3馬身位離れた位置をポツンと追走しましたが、4コーナーを回る辺りではその差を縮め、馬群の後ろに取り付きました。そして迎えた直線ではバテて下がってきた馬を交わしていますが、いざ追われても伸び脚を欠き、上位からは大きく引き離されてしまいました。レース後は脚元に反動が見られ、タイムオーバーで1ヵ月の出走停止も受けている為、19日に一旦茨城県のオークヒルファームへ放牧される事になっていますが、近々調教師と今後の事について話し合う予定です。
2005/10/21 21日に抹消の手続きが取られています。
2005/10/26 前走でタイムオーバーとなり、脚元も気にしている為、19日に茨城県のオークヒルファームへ放牧されましたが、その後調教師から、乗った感じは悪くないと言っていたので、もう少し早く目処が立ち、無事に使えていればもっと走れていたかもしれない。ただ使った後はやはり脚元にきているし厳しいだろう、と話しがありました。協議の結果、誠に残念ながら、このまま引退させる事が決まり、21日に抹消の手続きが取られています。出資会員の皆様には後日書面でご報告致します。