カイルアコナ23の歩み

2024/07/12 在厩場所:ノーザンファームYearling
体重:419kg 体高:148.0cm 胸囲:168.5cm 管囲:20.1cm
2024/08/08 在厩場所:ノーザンファームYearling
Yearling担当者「現在は夜間放牧を行っています。募集馬見学ツアー初日はやや幼さを見せ、立ち上がったりとやんちゃな一面を覗かせていましたが、二日目以降はすっかり落ち着きを見せていましたし、学習能力の高さを十分に感じることが出来ました。トモの甘い部分がありましたが、放牧をこなすことで徐々に筋肉も付いて来て歩きにも力強さが出てきましたよ。その変化は身体にも表れており、肩やトモの筋肉に見てわかるくらいの張り感が出てきましたが、更にもう一回り馬体の成長が欲しいので、引き続き夜間放牧の継続と鞍付けやロンギ場の馴致を併用しながら競走馬へのステップアップを促していきたいと思います」馬体重437kg
2024/09/01 在厩場所:ノーザンファームYearling
Yearling担当者「体付きに幼さがあった本馬ですが、少しずつ牡馬らしい逞しさが見られるようになってきました。順調に夜間放牧をこなし体力も付いてきています。今は週に1〜2回程度ロンギ場の運動も取り入れ、精神面での成長を促しています。馴致も徐々に始めており鞍下を馬体に当てるパッティングや、腹帯の馴致もスタートさせています。始めたばかりの頃はやや馬体を硬くさせ緊張する面はありましたが、回数を重ねるごとに理解を深めています。暑さや運動面の強化でストレスを感じたのか少し皮膚病は出ましたが、一時的なものなので問題はないと思います。今後は馬の疲れを溜めないように意識しながら、本格的な鞍付けや背馴らしを行っていきたいと思います」馬体重447kg
2024/10/01 在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「9月3日にノーザンファーム早来へ移動してきました。こちらに移動してきてからはイヤリングから継続して馴致を行う予定にしていましたが、右後肢の蹄球を痛めてしまい歩様も乱れてしまったことから、しばらくは様子を見る期間がありました。今はだいぶ回復してきましたのでウォーキングマシンの慣らしと徐々に馴致を行っていますが、同時期に移動してきたパートナーが先に進んで行ってしまったので、これから移動してくる馬達と一緒に本格的な馴致を行う予定にしています。馬体重が大きく変動していますが、これは環境が変わって馬体に含まれていた多量の水分が抜けたものですし、飼い葉はしっかり食べてくれていますから心配はいらないでしょう。精神面での幼さやトモの甘さを感じますので、うまく成長を促しながら進めたいですね」馬体重409kg
2024/11/01 在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「右後肢の蹄球炎がやや尾を引き、獣医師に診てもらいながら慎重に進めてきましたが、こちらでの馴致も順調に終えることができました。この中間からは坂路コースでの調教を開始しており、坂路をゆっくりと登坂する段階まで進めています。トモにはだいぶ甘さを感じるものの、その点はあまり気にせずに調教に取り組んでいくつもりですし、こちらでトレーニングを積んで徐々に力が付いてきているのも確かです。こちらに移動してきた当初は体力が無かったため、ロンギ場での馴致を初めてから体重がガクンと落ちてしまいましたが、先月の前半には戻ってくれて、近頃は毛艶も良くなってきました。馬体はまだ大きくなりそうですし、成長を促しながら進めていきたいと考えています」馬体重440kg